2016-04-10 猫が危ない 庭の花に水をやりに行こうとしたら 近所の子供たちが集団で話しかけてきた。 「お花好き?」「猫好き?」 どちらにも「うん」と答えた。 庭に行ってみると植木鉢が倒れて 花がばらばらに散らばっていた。 しゃがみこみ、しばらく呆然と 眺めていた。 子供たちは口々に「猫がやった」という。 手にはバット、ボールを持ちながら。 「野良猫をやっつけてやる」 騒ぎを聞きつけて親が顔を出し、 「いつもうるさくてすみません」 「早く家に戻りなさい」 そんなことはどうでもいい。 今度は猫が危ない。