死にたくなった時は

ここ数年、何度も死にたくなった。

一度は自殺未遂し、発見が早く助かった。

回り全員に死なないでと言われる。

しかし、死にたいもんはどうしようもない。

トイレが我慢できないことの100倍辛いと

思って貰えれば分かり易いだろうか。

 

しかし、わたしには信条がある。

「人に迷惑をかけない」

だ。

 

自殺するに当たり、色々考えてみたが、

どうも一人本当に迷惑する人間が出てくる。

その人以外は行方不明と知らされて助かったと

思うような人達だ。

もしくは、行方不明の連絡が行かない。

 

そうやって突き詰めていくうちに、死なずに

しかも迷惑をかけずに生きるにはどうするかを

模索しはじめた。

 

人に依存せず、福祉制度を利用し、アル中、

買い物依存症などで破産しない、借金しない、

などだ。

 

人に依存しない、というのが一番難しかった。

天涯孤独、パートナーなし、友達なし、仲間なし。

これに慣れる事だ。

色々試したが、相手に全く期待しないのがいい。

傷付かずに済み、発作が起きても自分で処理ができる。

無人島でサバイバルをやってる気分になるといい。

 

初めは寂しくてたまらなかったが、最近ようやく慣れて来た。

 

一人で生きるのだ。それが第一目標だ。

人に頼ってはいけない。

 

死のうとして、結局いかにうまく生きるかを

探索することになってしまった。